社員インタビューInterview

品質管理部/千原 敏幸

2012年入社中途入社

千原 敏幸

品質管理部

未経験OKの製造の仕事に惹かれ入社

前職は4年ほどCADを使った3Dモデリングに携わっていましたが、会社がなくなることが決まり、転職先を探していました。

前職の経験を生かせる仕事がしたいと思ったいたのですが、なかなか条件に合うものがなく、以前から興味があった製造の仕事を探すことに。そこで見つけたのが当社でした。未経験でも製造の仕事に関われることに魅力を感じましたね。

面接を受けてみて、会社の雰囲気も良いと感じたので、入社することに決めました。

先輩から教わりながらプレス加工を習得

入社後は、金型を使ってさまざまな部品を製造するプレス加工部門に配属となりました。大きな金属の板を切ってベースとなる形をつくり、機械で押して曲げたり、穴をあけたりして部品として完成させるのがプレス加工の仕事です。

当初は「金型」がどんなものかも知りませんでした。工場に設置された大きな機械を見て思わず「ちょっと怖いな」と感じましたね。もちろん、基本的なことを守って操作すれば危険なことはありません。先輩から教わりながら、一つずつ作業を覚えていきました。

金型をプレス機に取り付け、ボタンを押して加工するという基本の手順は同じですが、部品によって素材の種類や大きさがまったく異なります。必要な素材をどのタイミングでどこに置くべきか、どの順番で作業を進めていけばいいか、些細なことが生産性に大きく関わります。機械まかせと言っても、初心者と熟練者ではスピードが違うんです。効率よく進めるにはどうすればいいか、常に考え続けていました。

身近なモノとして目に触れる瞬間が嬉しい

当社で製造した部品は、生活の身近なところで使われる製品になることが多いです。街を歩いているとき、自分がつくったモノが実際に使われているのを発見すると嬉しいですね。

例えば、以前新幹線に乗ったとき、車内に設置されているゴミ箱のフタが当社の製品だったということがありました。小さな部品だったものが、確かに誰かの役に立っていると知った瞬間でした。

この記事をご覧になっている方の周りにも、当社がつくった部品があるかもしれません。

品質の安定を追求し試行錯誤の日々

現場でのプレス加工作業を9年間担当し、昨年から品質管理部門に異動となりました。不良品が出た場合のお客様対応や、再発防止策を検討するのが役割です。出荷前の最終チェックも担当しています。

当社では100種類以上の部品を扱っていますが、製造に携わっていたので仕様は理解しています。図面通りに製品が仕上がっているか、出来ていない場合はその原因が何かを把握し、作業を担当するスタッフと共有します。

品質管理を徹底するためには、プレス加工の知識だけではなく、金型に対する理解も深める必要があると感じています。現場とのコミュニケーションを大切にし、日々勉強しながら試行錯誤を続けたいですね。

チャレンジしたい人、お待ちしています!

入社以来、それまで経験したことがなかったさまざまなことにチャレンジしてきました。当社はやる気次第でチャレンジできる環境があります。単なる作業ではなく、「どうすればもっと良くなるか」と考えられる向上心がある方は、この仕事にピッタリだと思います。

例え上手くいかなくても、原因を突き止めて次にどうするかを考えることができれば、その失敗はムダにはなりません。失敗を恐れず、コツコツと地道に取り組める方をお待ちしています。一緒に頑張りましょう!

SNSでシェア

このエントリーをはてなブックマークに追加